当社では、「安全最優先」の理念のもと、ドライバー教育に力を入れています。
構内での安全確認や荷扱いのリスクに着目し、未経験入社の増加に伴い、
路上で独り立ちする前に安全運転経験を積ませる必要性が高まっています。
こうした背景を受け、当社は最新型大型トラック運転シミュレーターを導入。
岡山営業所に設置され、2025年9月から本格稼働予定です。
全国のドライバーに順次実施し、社内全体で安全意識の向上を図ります。


実際の運転に近い体験
シミュレーターでは、ハンドルやペダルの操作感や3面モニターによる映像で、
まるで運転席に座っているかのような体験が可能です。
荷台の積載量や揺れ・振動まで再現されるため、実際の運転環境に近いリアルさを体感できます。
高速道路や一般道はもちろん、雨や雪、夜間といった多様な状況も再現でき、
交差点の混雑や工事現場など事故リスクの高い場面をシナリオ化。
視点も運転席だけでなく上空や後方に切り替えられるため、
指導者は同じ視点で状況を確認・指導できます。




基本操作や安全確認の習慣付け、さらに慢心防止や応用操作の確認に活用可能です。
特に構内での事故リスク低減が期待され、路上独り立ち前の教育環境としても非常に重要です。
当社の安全課では、法令遵守教育や運行管理、ヒヤリハット事例の共有、
実車研修などを日常的に行い、事故リスク低減のための実践的な指導に取り組んでいます。
本シミュレーターの導入により、さらに高度で体系的な安全教育を実現しています。
